私は仕事で自社のサイトをメンテナンスしています。WordPress を使い始めたのは、2018年12月。それまでは Joomla という CMS を使っていました。前任者が使っていたので、そのまま引き継いだ形です。せっかく覚えたので何度かのリニューアルの時にもそのまま使っていました。数えれば2011年から約8年間、10サイトくらいですか。
でもWordPressを知ってからその便利さにはまってしまい、これからは WordPress の一択です。
Joomla
その Joomla ですが、CMS の草分け的存在で、3,000を超える政府関連サイトが使っているそうです。CMS の比較サイトでもたいてい取り上げられていますね。概して、「高機能で、設定できる事も多い」「大規模サイトや複雑な構成の Web サイトに向いている」とされています。
ただ、設定が多いということは覚えることも多いということ。カスタマイズの自由度は高いのですが、Webシステムの専門知識が必須です。(html、css、php、js …) これからブログを始めようとする人には、Joomla は敷居が高いかと思います。
WordPress
以前から WordPressの 存在も知っていましたが、「ブログのためのCMS」という認識でした。カスタマイズの範囲が狭く「一般サイトには向かない」と読んだ記憶があります。実務上では選択肢から外れていました。
そんな私が WordPress に取り組むことになったのは、特別な思いがあったわけではありません。WordPress ありきでプロジェクトが始まったから。それも、新しいサイトを2ヶ月で公開するというもの。一人で、他の仕事もしながら…
幸い、ワイヤーフレーム(見た目の骨格)は決まっていたので構想を練る時間は省略できましたが、問題はそれを組み上げる作業。なにせWordPressは初めてなので、何をするにもネットで調べながら試行錯誤の繰り返しです。
開発環境へのインストールから始まリ、テーマ?、記事の書き方は?、メディアって?、メニューはどう作る?
などなど
でも助かったのは、日本語で何でも調べられたことです。情報量もとても多く、WordPress がとても人気が高いことを実感しました。ただ、初心者向けの情報がとても多く、ちょっと深い情報を探すのは苦労しました。WordPress とはそういうものなのですね。
WordPress は立派!
2ヶ月後に、しみじみと思いました。→ WordPress は、立派にサイトが作れます!!
(それなりの規模の、一般的なサイトなら)
そして、ブログを作るには十分以上です。そのために作られた CMS です。これだけ流行っている理由ですね。ちょっと凝ったことをしたい・細かい変更をしたい時には、豊富にあるプラグインから探して実現できます。分からないことがあったら、ネットを探すとすぐに解決できます。
WordPress は立派!
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